育成の難しさと楽しさ
- N Suzuki
- 6月13日
- 読了時間: 2分

バスケットボールの育成に関わっていると、毎日が学びの連続です。技術や戦術の指導はもちろん、人としての成長をサポートするのも育成の大切な役割。そこには「難しさ」と「楽しさ」が、常に背中合わせに存在しています。
難しさ:一人ひとりに合わせる難しさ
子どもたちの成長スピードは本当にさまざまです。すぐに理解して動ける子もいれば、じっくり時間をかけて育っていく子もいます。画一的な指導ではなく、ひとり一人の個性やペースに合わせる指導が求められます。
時には、こちらの伝えたいことがうまく伝わらなかったり、思うような成長が見えなかったりして悩むこともあります。でも、それも育成の「味」だと思っています。
楽しさ:成長の瞬間に立ち会える喜び
逆に、難しいからこそ楽しいのも育成です。できなかったことができるようになった瞬間の笑顔、自信を持ってプレーする姿、仲間と喜び合う場面。そういった一つひとつの「成長の瞬間」に立ち会えることは、何にも代えがたい喜びです。
技術的な進歩だけでなく、「自分で考えて行動する力」や「仲間を思いやる心」が育っていく過程を見守れるのは、本当に幸せなことです。
指導者も一緒に育つ
育成とは、指導者が一方的に「教える」ものではなく、子どもたちからも学びながら「共に成長する」プロセスです。失敗も成功も、選手たちと一緒に乗り越えていく。それが、私がこの仕事を続けている理由のひとつです。
これからも試行錯誤を繰り返しながら、一人ひとりの成長に
寄り添える指導を目指していきたいと思います。バスケットボールを通じて、子どもたちの未来が少しでも豊かになるように――それが私の願いです。
現在は小学生を中心とした指導を行っていますが、今後は中学生にとっても安心してチャレンジできる育成環境を整えたいと思うことが多くなってきました。
より長くバスケットボールに打ち込める場をつくっていけるように自分自身ができることにチャレンジしていきたいと思います。



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