ルーズボールを追い続ける力 〜最後まで諦めない者が掴む運〜
- N Suzuki
- 8月12日
- 読了時間: 2分

先週の練習のテーマの話しです。
バスケットボールの試合で、勝敗を分ける瞬間は必ずしも派手なシュートやビッグプレーだけではありません。
一見小さな“ボール1つ”を巡る攻防、そう――ルーズボールこそが、流れを変え、勝利を呼び込む鍵になることがあります。
サッカー元日本代表監督の岡田武史さんはこう言っています。
「運は細部に宿る。最後までこだわり抜いた者だけが運を掴み取る。」
この言葉はバスケットにもそのまま当てはまります。
ルーズボールに飛び込むか、一歩遅れるか――その“細部”へのこだわりが、勝敗を左右します。
“三笘の1ミリ”が教えてくれること
サッカーファンなら記憶に残っているでしょう。
カタールW杯、日本代表の三笘薫選手がゴールラインぎりぎりでボールを折り返したあのプレー。
VARの判定は「ボールの一部が1ミリでもライン上にかかっていればインプレー」。
その1ミリが、日本を決勝トーナメントに導きました。
バスケットでも同じです。
ルーズボールに1歩速く反応した1秒。
床に飛び込むかどうかの一瞬の判断。
その“わずかな差”が、リズムを呼び込み、仲間を鼓舞し、試合の流れを変えるのです。
諦めない姿勢がチームを変える
ルーズボールに飛び込む姿勢は、単なる技術ではなく“心”の問題です。
最後まで諦めない姿勢は、味方に勇気を与え、相手にプレッシャーをかけます。
そして何より、それを積み重ねたチームは「勝つための運」を自ら呼び込むのです。
運は、待つものではなく掴みにいくもの。
ルーズボールを追いかけ続けるその姿勢が、勝利への1ミリを生み出します。
自分自身と向き合い、最後まで諦めない姿勢で練習に取り組めるか。
取り組む姿勢を一歩前進させていこう!



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