「チーム練習」と「個人練習」〜どちらも大切な理由〜
- N Suzuki
- 8月8日
- 読了時間: 2分

昨日は自主練日でした。
自主練に参加した選手も、来られなかった選手も、それぞれの予定や体調、家庭の事情があると思います。
だから「来たから素晴らしい」「来なかったからダメ」という話ではありません。
ただ一つ言えるのは、「自分の課題に向き合う時間をどうつくるか」は、
今後の成長に大きく関わってくるということです。
チーム練習と違い、自主練は自分で考え、工夫しながら取り組む場です。
その時間をどう使うか、どんな意識で取り組むかが、大きな差になっていきます。
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◆ チーム練習とは?
チームで行う練習は、カテゴリによって異なりますがU12であれば「連携」や「連動」、「チームとしての約束事」を身につけるための場です。
・パスのタイミングや合わせ方
・ボールマンのアクションや、情報収集力(認知)
・オフボールマンの役割
・ディフェンスのローテーション
など、個人だけではできない、「人と合わせる練習」や「状況を認知し、判断する」のが
中心となります。
また、他の選手と声を掛け合ったり、チームの雰囲気を作るという意味でも非常に大切です。
◆ 個人練習(自主練)とは?
一方で、個人練習は「自分の課題と向き合う時間」です。
• 苦手なドリブルの強化
• フリースローの確率アップ(シュートフォームの確認)
• 利き手じゃないシュート練習
• 体づくりや柔軟性アップ
チーム練習では時間の都合でなかなかじっくり取り組めないことを、
自分のペースで練習できます。
「もっと上手くなりたい」「これができるようになりたい」という気持ちが強いほど、
個人練習の質が高まり、確実に成果が出てきます。
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◆ 両方あってこそ伸びる
どちらか一方だけでは成長のスピードは限られてしまいます。
• チーム練習で気づいた課題を、個人練習で改善する
• 個人練習で得た技術を、チーム練習で使ってみる
この「行き来」がとても重要です。
また、自主練をしている選手は、チーム練習での動きに余裕が出たり、
自信が持てるようになったりします。
その積み重ねが、自分を変え、チームを強くしていきます。
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◆ 最後に
強くなる選手に共通しているのは、「練習の量」ではなく「練習の工夫と継続」といった「質」です。
チーム練習も、個人練習も、どちらも“目的”をもって取り組むことで、
上達のスピードが大きく変わります。
「やらされる練習」ではなく、「自分で選ぶ練習」を。
これからも、自分自身の成長のために、意味のある練習を重ねていきましょう。


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