
トランジションオフェンスにおける数的優位の状況判断
- N Suzuki
- 5月14日
- 読了時間: 2分
5月は「トランジションオフェンスにおける数的優位の状況判断」をテーマに練習を行っています。
バスケットボールの競技において重要になるのは、次の3つの力です。
状況を把握する“認知力”
認知した情報から最適なプレーを選ぶ“判断力”
判断したことを実行に移す“技術力”
練習の中では、まだ状況をうまく認知できていなかったり、判断が遅れてしまったり、実行する技術が足りなかったりと、子どもたち一人ひとりにさまざまな課題が見えてきます。
1on1や2on1、3on2のようなシンプルな数的優位の場面でも、ただ「攻め切る!!」ことが目的ではありません。
大切なのは、いくつもの要素をきちんと認知し、そこから最適なプレーを導き出すことです。
これらを総合的に見て判断しなければ、正しいプレーにはつながりません。
「人数で勝っているんだからとにかく攻めろ!」という精神論だけでは、身体能力が高い子しかプレーできなくなってしまい、育成年代の指導としては不十分だと感じています。
私たち育成年代の指導者が目指すのは、
【子どもたちが自分で状況を認知し、複数の選択肢の中から最適なプレーを自ら選び、実行できるようになる】ことです。
特にバスケットボールでは、数的優位の場面は確実に得点繋げたいです。
だからこそ「2対1だから攻め切れるでしょ!」ということではなく、状況を的確に認知し、適切な判断と実行ができる選手を育てていくことが、将来的な成長につながると考えています。
新チームがスタートして、早くも2カ月が経とうとしています。
子どもたちが少しずつ変化し、成長していく姿勢はとても頼もしく、
一緒に練習をする時間が毎回楽しみです。
みんなには伸び代しかない!頑張っていきましょう!
Tres Basketball Academy
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